小学生の時に歌った大好きな曲

世界が大変な状況で不安な日々が続いています・・・。

2月の頃は実家に帰って、とも思いましたが「お便り」にも書いたようにもし自分が感染していて移してしまうことがあったら・・・と思ったら帰るに帰れない・・・。

私の故郷は岩手県の遠野市です。母親やご近所の皆さん、友人たち・・・みんなどうしているかな・・。

そんな中ふと思い出した曲があります。

小学6年になったばかりの頃です。真新しい教科書。音楽の教科書の一曲目にこの曲がありました。

学年集会というものがあってそこでみんなで歌った曲でもあります。私は伴奏をしておりましたがメロディーの美しさ、ハモりも大好きでよく友達を誘い音楽室で歌った記憶があります。多くのミュージシャンもカバーされていますね。

・・・部屋でこっそり歌入れして録音してみました・・・。

いつも撮影をお願いしている森山さんの写真とのコラボ、Y deux projet「Les peintures de la lumiére – ひかりのえ」で動画を作成しております。今回久しぶりにそちらに公開してみました。

大好きな曲、高野辰之作詞・岡野貞一作曲「おぼろ月夜」です。

おぼろ月夜

菜の花畠に 入り日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよふく 空を見れば
夕月かかりて におい淡し

里わの火影も 森の色も
田中の小路を たどる人も
蛙のなくねも かねの音も
さながら霞める 朧月夜

こうして文字で見ると日本語の美しさを改めて感じます。

世界中での大規模な自粛により空気が澄んで美しい自然の景色に初めて気付いたり、地球本来の振動が綺麗に聞こえるようになったり・・・。こんな大きな犠牲を払わなければ気付かない私たち・・・。本当にいろんなことを思います・・・。

 

聴いていただけたらと思います。

祈ります・・・。