母親のツバメ日記。

もう10年以上も前のことです。

実家にツバメが巣を作るようになりそれから数年間、毎年住み着くようになり母親がずっとお世話?をしていたことがありました。

が・・ここ7~8年ほど寄り付かなくなり、実家もバタバタしていたこともあって毎年来ていたツバメのことは私もすっかり忘れてしまっておりました。

5月の中旬あたりでしょうか・・母親が夕方に家に戻ると、どこからともなく賑やかな鳥の鳴き声がして何処何処??と探していたらなんとツバメが2羽いたそうです!それも以前と同じ場所だとか!なんだか不思議です・・とっても不思議です。以前にツバメさんたちが去ってしまってからだいぶ年月が経っているというのに・・こうしてまた同じ場所に・・しかもここは実家の路地なのです・・本当に不思議です。・・ご近所さんとは「きっとこの子たちはあの時のツバメの玄孫あたりだね!」という話で盛り上がっているようです〜(^^)

路地をずっと入ったところに2羽のツバメさんたち〜〜♪

ですがその翌日、気が付くと前日の夕方の賑やかさはすっかりなくなり2羽とも姿がなかったようで「・・また帰って来るのかしら〜」と母親も気にしていたようですが・・ちゃ〜〜んとしっかり18:30に2羽とも戻って来たそうです!!わ〜〜感動〜〜!なんともいわれぬ愛おしい気持ちになりました〜キュン♪♪

実家は長い路地に入ってから玄関があるのですが、表通りに面した路地の入り口には一応戸締り用に戸があるのです・・。どちらかというとそこは「家の中」な感じです。私がツバメだったら?とてもじゃないけれど薄暗くてしかも長いこの路地に入る勇気はないです・・^^;

そんな中、先日大雨だった日のこと。先に一羽だけ帰って来ていたそうですがどうしたことかもう一羽はなかなか帰って来ず・・・。この大雨で何かあったのかしらね〜と心配そうに母親が電話で話しておりました。いつもは18:30に一緒に帰って来るのにすでに時間は21:00を過ぎておりました。ひとりぼっちのツバメさんは頭をカクカク、カクカクと動かしながらひたすら心配そうに旦那様(勝手な思い込みです)の帰りを待っていたとか・・・とか?・・とか・・。

翌朝玄関から様子を見た母から「帰って来ていたよ〜〜〜!!」と連絡があり、その報告を受けなんだかほっ・・としている自分も可笑しいな〜と思ってみたりです。

仲良しな2羽のツバメさんたち♪
巣作りの最中。
母親が言うにはとても忙しそうでたということです・・。

そしてツバメさんたちいま巣作りの真っ最中。しかし真っ黒な巣ですね・・もう少ししたら乾燥して薄茶になるのでしょうか・・?巣作り頑張って〜〜〜!母親のツバメ日記、私もちょっと楽しみにしていたりします♪

昔から、ツバメが家に巣を作るというのはとても縁起が良いことと言われているそうですね。

遠くから・・改めて・・ふるさとに居る母や兄を想う今日この頃なのです・・・。