Googleが開発したというJPEG圧縮の新エンコーダ「Guetzli」を早速試してみました
Homebrewなどのパッケージマネージャーにはすでに上がっていて
brew install guetzli
であっさりインストールできました
コマンドラインでは
guetzli --quality 90 input.png output.jpg
などのように記述します
追記(4/5)バージョンアップで -quality * → –quality * のように記述方法が変更になりました
1.まずは960×640にリサイズしたpng画像
これをスタートにします(821kB)
2.いつもはImageMagickでquality90%にしています(118kB)
3.Guetzli 100%(126kB)
4.Guetzli 90%(84kB)
サイズは小さくなるし荒れ方は悪くはないのですが、色味変わっちゃいましたね…
(・ω・ ;)(; ・ω・)
これはちょっと困ります
Guetzli 100% → 90% はわずかにエッジが甘くなるような気がします
処理に恐ろしく時間がかかるため(何でも複数の結果を出力して比較するのでメモリーもバカ食いするそうな)しばらくは様子見ですねぇ
—追記(3/20 16:45)
「ICCプロファイルが無視されているのでは?」というご指摘がありましたので、exiftoolで確認したところGuetzliを通した後のファイルではがっつり削除されていました
1. 2. のファイルからICCプロファイルexifを削除したものを追加で掲載します
5.960×640にリサイズしたpng画像(1.からICCプロファイルexif削除 740kB)
6.ImageMagickでquality90%(2.からICCプロファイルexif削除 118kB)
色味は同じになったので、画質については3〜6で比較できるようになりました
ご指摘感謝ですm(_ _)m
—追記—(4/9)
ICCプロファイル云々ではなく、sRGBのみ対応という情報を見たので、CaptureOneの設定をAdobeRGB→sRGBにしたら同じ色味になりました
“Guetzli(JPEGエンコーダ)試用” への2件のフィードバック
Guetzli の色味が変わるのは多分現状だとpngのICCプロファイルが無視されてしまうせいだと思います。
ICCプロファイルが付いていない画像での比較も検討よろしくお願いします。
ありがとうございます。
exif情報を確認したところそうなっていました。
プロファイル(というかexif情報)を削除した画像を追加掲載しました。
これだと色味は揃いますね。