先月末くらいから”SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE”の価格が35k円くらいまで下がってきて、そろそろ買い時かなぁと思っていたのですが、FXフォーマットのためDXではタダの歪みの大きなレンズになってしまいます
この場合大は小を兼ねないんですよねぇ
当面DXフォーマット(D7000)も使う予定だし、ライブ用に特化したD610システムだと旅行とかに使えないんですよね
“Nikon AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED”はFXでもちろん盛大にケラれます
一体型フードを削りFXで全周魚眼、DXで対角魚眼として使っている例もありますが、そこまでリスクをかけるのもなんだかぁという感じです(^-^;
すると”Tokina AT-X 107 DX Fisheye”が所謂「なんちゃってFXレンズ」らしく、15mm以上にズームするとFXでケラレが無くなるとのこと
さらに海外向けにフードを無くしたモデルだと全周っぽいこともできるらしい!
しかし海外専用モデルなんぞ入手困難だし、あっても高いだろうなとググってみたら…
あっさり見つかりました!o(*^▽^*)o
しかもメーカー直販の棚ずれ品で、
通常品のkakaku.com最安値より5k円も安い!
もちろん速攻でポチっとな
というわけで届きました 開封の儀ψ(`∇´)ψ
キャップ前面のゴールドラベルがゴージャスw
そもそも魚眼自体飛び道具のようなもんですが、さらにズームという変態仕様
トドメにフードが無いというキワモノですわ;:゙;`(゚∀゚)`;:゙
D7000につけてもズームのできる対角魚眼に過ぎないので(をいw)D610でテストしてみます
14mm域で対角魚眼のチェック
理論上は 対角線上で180°/水平方向に142°/垂直方向に94°の画角です
こちらが解りやすいですね
直線に伸びた線路が、両端まで画角の中に収まっています
つまり水平方向に180°の「視野」を持っていることになります
10mm
ワイ端です 10-14mm域の描写はフード付きの通常品にはできない芸当です
残念ながら垂直方向は切れてしまうので、完全な「円周」魚眼にはなりません
14mm付近に固定していろいろ撮りましたが、後半、ちょっとしたズームリングのポジションの違いで、四隅に前半には無かったケラレが少々入りました
ファインダーではあまり気になりませんでしたが、14-15mmの中間にズームするよう意識しておいた方が安全ですね
当然ですがプロテクターなんぞは取り付けられないので、メンテはレンズペンに頼ることにしました
描写は、中央に関しては何の問題もありません
周辺部はまーこんなもんでしょう、というか思ったより良かったです
(AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDをFXで使った場合より良いかも)
色収差は周辺で少々出ますが、Capture NX2で簡単に補正できるレベルです
DLのたびに通知が出てすごく邪魔だったんで助かりました。