これもオマケの話です 備忘録ですわ
FLIF(Free Lossless Image Format)という画像圧縮方式を試してみました
もっとも名前の通りロスレス圧縮の効率化のためのフォーマットなので、web掲載用のサイズ上等の非可逆圧縮ではないのと、bpgのようにhtmlに実装できるデコーダーも無いので、今後我輩が使うことは無いと思います
以下、マカー向けインストールの手順です
公式サイトFLIF – Free Lossless Image Format
1.まずダウンロードリンクに行きますFLIF source code
2.右サイドのDownload ZIPをクリックしてソースをまとめてダウンロード
適当なところに解凍しておきます
3.Homebrewからビルドに必要な環境のインストールになりますが、そもそもHomebrew環境が未整備の場合はターミナルを起動して
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
を入力 たぶんコマンドラインツールが必要だとか言われると思いますが、承諾して進んで行けば良いです
以下、ターミナル上での操作になります
4.pkg-configのインストール
brew install pkg-config
と入力
5.libpngのインストール
brew install libpng
と入力 ここまでで「環境の構築」が整いました
6.flifバイナリ(コマンドツール)のビルド準備
先ほど解凍したソースのディレクトリに移動します
cd (ソースのディレクトリ cdの次にスペースを忘れずに)
7.flifバイナリ(コマンドツール)のビルド
make
ディレクトリ内に flif というファイルができていれば成功です
ターミナル上からflifコマンドとして実行する場合は、このファイルがあるディレクトリにパスを通すか、パスの通っているディレクトリに移動しておく必要があります
とりあえずお試しで使いたい場合は、flifファイルをターミナルにドロップしても良いです
●使い方
flif input.png output.flif
のように記述すればエンコードしてくれます
PNG, PNM,PAMが処理対象で、JPGには非対応です
デコードは
flif -d input.flif output.png
となります
DLのたびに通知が出てすごく邪魔だったんで助かりました。