RAW現像を始め、 コンテンツ制作では iMac Late2009 core i7 2.8GHz / Radeon HD4850 512MByte を使っていたのですが、2年くらい前からうっすらとぼやけたような5本の縦縞が入るようになり、起動しなくなりました…(´;ω;`)
正確には起動はするものの途中で止まり、ログイン画面まで辿り着けません
ところがOSのインストールディスクはきちんと動くし、OSも問題なくインストールできます
そして定番通りPRAMクリアやらSMCリセットやら試しましたが、やはりダメです
いろいろ試したところ、セーフブートで動かすことができるようになりました…でもこれは最低限の機能拡張しか読み込まないので、各種周辺機器はもちろん、フォントにも制限が出てきて使い物になりません
※注意:以下、場当たり的な対応で、リスクを伴う可能性が高いのでお薦めできません
最終的に /システム/ライブラリ/Extensions/ から ATIRadeon2000* という機能拡張ファイルを削除することで通常の起動ができるようになりました
しかしこの方法はGPUを殺しているのでOpenGLも無効になり、例えばDockからフォルダ内を表示するアニメーションがカクカクどころではない動作なります
Google ChromeやGoogle Mapの描画も同様で使い物になりません
また動画系アプリも壊滅ですね
仕方がないのでそれ以降、iMacはRAW現像専用機にして、それ以外のことはサブ機のMacMiniでやっています
ところが先月あたりから5本の縦縞に色が付いてきて、RAW現像にも支障が出てきました
さすがにこれではマズいので買い替えの検討も始めましたが、最低限のRAW現像(処理速度とモニターの質)を維持したい場合は最低でも30万は必要です
デジタルカメラを使ってきちんとした写真に仕上げるためには、実はカメラやレンズよりPC周りにカネがかかるんです
よく「軍曹さんのような写真が撮りたい」という質問を受けるのですが、殆どカメラやレンズの質問ばかりで、肝心のRAW現像アプリやPCスペックについて訊かれる方はほとんどいらっしゃいませんね
本当はここが肝なんですけど…
以前はGPU交換も考えたのですが、そもそもiMacは開けること自体大変だったり、Radeon HD4850の入手が難しかったりで断念していました
改めてググってみると、ここ1年くらいで同様の症状が結構出ているようですね
iMac 27 Late 2009 (ATI Radeon HD 4850) 縦線
投稿者は修理に成功されたようですが、残念ながらAppleのポリシーで内容を削除されています
しかし更に調べると修理の具体例がありました
修理事例ブログ
なるほど、GPU周辺のハンダのクラックが原因ならGPUを探す必要はなさそうです
ただいずれにしても購入から6年以上経ったものなので、修理するにしても、今後も安定してRAW現像機として運用するにはちょっと厳しいかもしれません
お財布に余裕ができれば27’Retina5K入れて、あわよくばLate2009をサブにしたいところですけどね
—追記(2016/03/14)
上記の修復は「リフロー」と言うそうで、「リフロー iMac」でググると修理例が大量にでてきますね
ただしどのページでも触れられているように、クラックの原因が「ハンダの質」である以上、再発の可能性が高いということです
ただ、修理代はほぼ分解にかかる工賃+αということでかなり低めに設定されているようです
どの程度延命できるかは運次第ですが、そんなに長く持たないというのが一般的な見解ですね
やはり新品を入れて、Late2009はMacminiの外部モニターにした方がいいような気がしてきました…(´・ω・`)
—追記(2016/03/28)
なんと最近、縦縞の色が消えてうっすらぼやけた状態に戻りました!
暖かくなったせいでしょうか???
しばらく(今年の冬くらいまで)は行けそうな感じです(∩´∀`)∩
が、暑くなって本当に成仏する可能性もあるので油断はできませんねw
—追記(2016/03/31)
やっぱりダメでした(´・ω(´・ω・(´・ω・`)・ω・`)ω・`)
DLのたびに通知が出てすごく邪魔だったんで助かりました。