本日久しぶりにお出かけ。
きっかけは細やかでありました・・。
「知り合いの役者さんがいるのだけれど今度見に行かない?」というお誘い。
私は劇伴にとても興味があるのでよくお芝居も観に行きます。
「勿論!」と返事をしたのは昨年でした。
で!本日出かけたのはなんとオペラ『遠野物語』!!!もうびっくりです。
その情報だけでもびっくりなのですが内容がオペラとありました。
となると余計に作曲家の方が気になって仕方ない。
今回は3人の作曲家の方々で作られたようなのですが・・
作曲者の詳細を拝見して・・
ん・・?え・・?嘘・・・?マジ〜〜〜〜!!とまたびっくり!!
私は、高校時代に音楽部に在籍しておりました。先輩方の合唱は本当に素晴らしかった。中でも「遠野民譚抄」の合唱。そしてその楽曲に感動と衝撃を受けたのです。その合唱曲の作曲者・吉川和夫氏の名前があ〜〜〜る〜〜〜〜!!!
私もいつか故郷への想いを込め思いっきり表現する場を作ってみたいと思っているものの一人として、音楽の憧れと吉川先生への憧れとを抱きつつ会場へ向かいました。
真ん中は作曲家の吉川和夫氏。
右側は座敷わらしのお姉さん役の西田さん。私も「座敷わらし」の御伽語りの曲を作りましたがその曲にも登場している座敷わらしです〜。
お会いできて本当に嬉しかったです。会いたいと強く願っていると本当に会えるのですね・・。
さて・・舞台内容のお話。
佐々木喜善と柳田國男を中心に遠野の民話を絡めながらその不思議な空間と共に舞台は進んでゆきます。
遠野には独特な色彩があります。物語を通してその色は深く、そして濃く更にその深みの奥のへと連れて行かれます。私にも流れている故郷の血。その色彩は鮮明に映ります。
ああ・・これからどんな風にこの妖しいファンタジーの世界を表現してゆこう。ああ・・あの色をどう音にしよう。ああ・・なんと悩ましい・・。(この言い回し・・本日オペラの影響をかなり受けているとみた・・)
・・・こうして『遠野物語』は・・永遠に続くのだな・・。
ですよね・・喜善さん・・。
オペラシアター・こんにゃく座による『遠野物語』公演は17日(日)までです。
ご興味のある方はぜひ!!
http://www.konnyakuza.com/syusai.html