謹賀新年2023

謹賀新年2023

故郷での年越し、今年は昨年よりあたたかくてちょっとびっくりです。

昨年末の実家の諸々作業中は私の脳内はほぼ手影絵。そうそう昨年最後のふにゃふにゃお便りのも写真アップしましたが・・・あれは・・・

その1〜凛々しいキツネ。

部屋の照明器具をとったので真っ暗に。小さなスタンドの照明と懐中電灯の2つを当てていたら2色のキツネが現れましたよ。

その2〜母に目がないっ!と指摘され・・・

その3〜なぜかよくわからないけれど・・・

ってなぜか「やかん」をやってみる。今思えば今年の干支の兎にすればよかった・・・。

という内容なのでした。

さて新年幕開けは釜石の鵜住居にある鵜住神社へ。

ほぼ昨年と同じではありますが〜(苦笑)

虎舞やってました!!迫力ありました!!

 

その後は遠野の青笹にある六神石神社へ。

数年前こちらの神楽殿で演奏させて頂いたところです。

 

そして遠野八幡宮へ。

 

新年明けたての夜空。

なんて静かだろう。なんて綺麗いだろう。

 

午後に旧友からの連絡があり、いつ以来だろうか・・・本当に久しぶりに会った。二人でいっぱいおしゃべりをした。嬉しい時間だったな。

良い年の始まり。

ありがとう。

 

皆さま、今年がなんだか楽しみになってきました。

本年もよろしくお願いしたします!

「郭公と時鳥」遠野物語より

活動やSNSをしばらくお休みさせていただいており・・・こちらのブログも久しぶりの投稿となりました。

GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?私は本日もたまたまスタジオが空いていたのでちょっと音出しに出かけてきました。

昨日はちょっと森の中にいたのですが、とっても近くで鳥が鳴いてびっくり。鳴き声の主はきっと時鳥(ホトトギス)。「遠野物語」を思い出しました。「包丁かけた・・・包丁かけた・・・」と鳴いているだろうか?と。

「遠野物語53」

『郭公と時鳥とは昔有りし姉妹なり。郭公は姉なるがある時芋を掘りて焼き、そのまはりの堅き所を自ら食ひ、中の軟かなる所を妹に与へたりしを、妹は姉の食ふ分は一層旨かるべしと想ひて、包丁にて其姉を殺せしに、忽ちに鳥となり、ガンコ、ガンコと啼きて飛び去りぬ。ガンコは方言にて堅い所と云ふことなり。妹さてはよき所をのみおまれに呉れしなりけりと思ひ、悔恨に堪へず、やがて又これも鳥になりて包丁かけたと啼きたりと云ふ。』

カッコウ
ホトトギス

悲しく辛い時代背景があっての残酷な話なのですが・・・お姉さんは妹ちゃんにお芋の美味しいところをあげたのですが妹ちゃんは、きっとお姉さんは堅いで美味しくない(うまぐない)ところをよこしたに違いないと恨んで包丁で刺してしまいます。その後お姉さんはたちまち郭公

(カッコウ)となり、妹は時鳥(ホトトギス)になってしまうのです。方言で堅いは「がんこ」、刺した「かけた」。お姉さん郭公は「ガンコ〜ガンコ〜」、妹時鳥は「包丁かけた〜包丁かけた〜」と鳴く、というお話。

 

残念ながら「お姉さん郭公」の鳴き声は聞こえませんでしたが「妹ちゃん時鳥」はずっと鳴いておりました。

https://youtu.be/2ikYvmxrRps

ちょっとだけアップです。御伽語りもちょースローペースですが少しずつやっていこうと思います。

謹賀新年2022

2022年新年が明けました。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

無事に今年は約2年ぶりにお正月帰省を致しました。

 

明けて2022.1.1.のスタートは静かに神社を巡っております。

やはり素晴らしかった。

故郷の自然にも久しぶりに触れることができて感動です。

 

鳥居をくぐると・・・ざわざわと木々が騒ぎ出します。

凍りついた冷たい空気は一瞬にして柔らかく優しい音に。

杉の枝葉のすれる音がいっぱいに降り注いできます。

なにか言ってる。

私の心もなんだかざわつきます。

やっぱり遠野だ・・・と思いました。

遠野八幡神社

遠野の景色はとってもおしゃべりです。

いっぱい話しかけられて返事をするのが大変・・・そんな気分です。

そう牛さんもおりました。

何か聞こえてきませんか?

遠くの森からうなるように流れてくる風。

グオドンゴウ、グオドンゴウ。大きな動きで舞をしているようです。そしてまた空へと登っていきます・・・。これを幾度も繰り返します。

ここの風もみんなとても賑やかです。

ムフフ〜ちょっと童話チックに書いてみました(笑)

 

そしてこちらは六神石神社、そして釜石の鵜住神社です。

六神石神社
鵜住神社

2022年元旦はこんな風に過ごしました。

皆様にとっても佳き年となりますように。

 

・・・ん〜〜〜〜今夜の遠野も・・・寒い💦

謹賀新年2021

静かな新年を迎えました。

20201年1月1日となりました。こちらはとても天気がよく大変穏やかな一日でした。

帰省自粛もありちょっぴり寂しい年末年始。

新年の初めはお雑煮。母親ほどではないけれどなかなか上手にできたかも。それを食べてからちょっとコンビニに用事を足しに出かけてきましたが本日元旦はとても穏やかな日和になったということもあり皆さんそれぞれに静かにゆっくり散歩をされている感じですれ違う人も多かったように思います。

日々数字に出される速報を目にするのが当たり前となっていますが2020年最終日数字はすごかった。何がどうなろうと自分ができることしっかり続けるのみ。

今年は人との繋がりを実感し感謝して1日1日を大切に過ごしてゆきたい。そんな思いがとても強く込み上げた新年の始まり。。少ずつかもしれないけれど進んでいきたい。

近くに小さな神社がいいくつかあります。やはり誰もいない。遠くからですが・・・大事に至らずなんとか1年を過ごせたことへの感謝とお礼を致しました。

2021鳥居の前で。

今年はSNSも復活しつつやっていこうと思います。

帽子&マスクで誰だかさっぱりわからないと思いますが私の最新画像でございます(苦笑)

どんな状況でも時間は流れ必ず明日はやってくる。

それをどう迎えるかは私たち次第ですね。

皆さま本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

小学生の時に歌った大好きな曲

世界が大変な状況で不安な日々が続いています・・・。

2月の頃は実家に帰って、とも思いましたが「お便り」にも書いたようにもし自分が感染していて移してしまうことがあったら・・・と思ったら帰るに帰れない・・・。

私の故郷は岩手県の遠野市です。母親やご近所の皆さん、友人たち・・・みんなどうしているかな・・。

そんな中ふと思い出した曲があります。

小学6年になったばかりの頃です。真新しい教科書。音楽の教科書の一曲目にこの曲がありました。

学年集会というものがあってそこでみんなで歌った曲でもあります。私は伴奏をしておりましたがメロディーの美しさ、ハモりも大好きでよく友達を誘い音楽室で歌った記憶があります。多くのミュージシャンもカバーされていますね。

・・・部屋でこっそり歌入れして録音してみました・・・。

いつも撮影をお願いしている森山さんの写真とのコラボ、Y deux projet「Les peintures de la lumiére – ひかりのえ」で動画を作成しております。今回久しぶりにそちらに公開してみました。

大好きな曲、高野辰之作詞・岡野貞一作曲「おぼろ月夜」です。

おぼろ月夜

菜の花畠に 入り日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよふく 空を見れば
夕月かかりて におい淡し

里わの火影も 森の色も
田中の小路を たどる人も
蛙のなくねも かねの音も
さながら霞める 朧月夜

こうして文字で見ると日本語の美しさを改めて感じます。

世界中での大規模な自粛により空気が澄んで美しい自然の景色に初めて気付いたり、地球本来の振動が綺麗に聞こえるようになったり・・・。こんな大きな犠牲を払わなければ気付かない私たち・・・。本当にいろんなことを思います・・・。

 

聴いていただけたらと思います。

祈ります・・・。

謹賀新年2020

2020年となりました。皆様本年もどうぞよろしくお願い致します。

久しぶりに遠野で初詣に出かけました。

こちらは遠野八幡宮。

母親も久しぶりに来れて喜んでおりました。昨年の感謝と新年のご挨拶をして参りました。

遠野八幡宮

 

そして昨年お世話になった六神石神社へ。

年越しの31日から天候が良くなく結構強い風が吹いておりました。

出かけている時は雪もちらちらと舞っていましたが到着の頃は青空が見えてきました。

2020元旦_六神石神社

昨年こちらの神楽殿で演奏させて頂きました。
今年も・・・お世話になる・・予定だったりします・・・m(_ _)m

本日は今年元旦の遠野の冬の景色をいっぱい感じて参りました。ありがとうございました。

2020元旦_神楽殿

皆様にとって明るく健康な一年となります様に・・・・。

「由佳・御伽語り」第59回遠野郷人会@上野精養軒に出演

毎年開催されている遠野郷人会。
今年は出演依頼を頂き、先週に続き「由佳・御伽語り」を演奏して参りました。

田口さんが機材の運搬を手伝って下さいました・・デス・・。ありがとうございます!

まずは会場に到着。

会場に到着。

すでに会場の準備が進んでおりました。到着した私たちと会の運営スタッフの方々と早速記念写真です。私すっぴん・・・。マスクを外して〜と言われ「すっぴんなのでちょっと厳しいかと・・」と伝えたところ「まだ、大丈夫!!」と皆で大笑い。

さてさてサウンドチェックです。

サウンドチェックです。

こちらの音響バッチリでした!ありがとうございました(^^)

チェックを終え、会場をぷらぷらしておりましたら、なにやら発見!
「船越由佳の演奏で遠野物語と宮澤賢治の世界をお楽しみ下さい」です。その隣には参考までにとお送りしたプロフィールがそのまま拡大で貼られておりました〜びっくりです!!

なにやら発見!

その後控え室へ。サンドウィッチを頂きました。とりあえずウーロン茶で休憩です。

控室にて。

会が始まり皆様から挨拶を頂いているという時間です。そろそろステージ袖へ移動しようと会場に入りましたら遠野市長が挨拶をされておりました。

遠野市長の挨拶

ステージ袖へ。
キーボードセッティング開始です。

セッティング中。
諸々チェック後に袖に戻る私。

いよいよ本番です。
今回もシンプルなセッティングです。
モニタはステージ袖にありサウンドチェックの時は気になりませんでしたが・・ちょっと遠かった・・汗

演奏その1
演奏その2
演奏その3

実は・・・・「由佳・御伽語り」のミニアルバムを作成いたしました!!!詳細は後日改めまして・・・m(__)m

ということで・・先週のイベント、そして今週と私は物販コーナーで待機なのだ。

「由佳・御伽語り」の物販です!!

 

遠野物産のエリアでこちらを発見!!!
ずっと前から「遠野わらべうた」が気になっていて・・・やっと手に入れました。後でじっくり聞いてみようと思います。

遠野わらべうたのCD

今回も遠野郷人会の皆さんに大変お世話になりました!ありがとうございました!!
私・・体力なくいろんな方々へ挨拶がおろそかになってしまい・・その事がちょっと気になっております・・申し訳ありませんでした・・・(涙)

来年はいよいよ第60回となるのですね。素晴らしいです。
皆さん健康で、元気で、また来年もお会いできるのを楽しみにしております。
この度も大変お世話になりました。
皆さま、ありがとうございました!!

『遠野物語』交流祭り in 川崎

5/11(土)は『遠野物語』交流祭り in 川崎というイベントにお邪魔してまいりました。

この交流会は6月15日・16日、遠野において第38回全国地名研究者大会が開かれるのですが、そのプレイベントです。

遠野物語の著者・柳田國男の研究者でもある小田富英さんの講演がメインとなるため、私と遠野からは唯一の男性語り部の堀切 初さんがゲストとして出演致しました。

まずは「遠野市民歌をお願いします!」という進行内容でしたが・・・
会場に着き・・ピアノの位置の関係で参加者の皆様に背中を向けることとなってしまったので・・ん〜〜〜どう〜〜したものか・・・と思い急遽弾き語りを変更してご挨拶の意味も込め正面を向いてオケで歌うことにしました。

いろいろあり準備が間に合わず開始直前にやっと音が出たというバタバタのスタートでもありました(汗)

遠野市民歌から・・

Pianoのカバー・・そのままに・・(汗)

そして小田さんの講演が続きます。これがまたとても面白く、興味深く、気がついたら私もいち参加者のように聞き入ってしまっておりました。

柳田國男氏は遠野物語の序文に「願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ」とあります。そんなこんなで小田さんの講義でもこの言葉が炸裂しております〜(笑)

柳田國男さん直筆の文

柳田國男氏直筆の遠野物語の原稿!!!
ここでは内容は明かせませんが・・え〜〜〜!!そうなの〜〜〜??!!
とある意味、戦慄せしめられる私・・・。

そして男性唯一の語り部の堀切 初さんの登場です。とっても優しい遠野弁で皆さんにわかりやすく昔ばなしを語って下さいました。

遠野の語り部の後にはまた私の出番。

今度は私の音楽での遠野物語を聞いて頂きました。そう「遠野御伽語り」です。

あらためて皆さんにご挨拶を・・・

一曲ごとに昔ばなしの内容と遠野弁の解説を入れながら・・・

こんな感じで背中で演奏を・・・。
皆さんの温かい拍手を背中に感じながら私も遠野御伽語りの世界へと
入り込んでゆきました。

さてさて今度はトークショーです。
遠野について、そしてそれを表現するものとして・・いろいろ深い質問を頂き、「変な子供だったみたいです〜」という話を真剣にしている私。

語り部の堀切さんと私のトークショー。

会は盛況にて無事に終了。

打ち上げ終了後の帰り際に記念写真!記念写真!とパチリ。
いろいろ準備を整えてくださり本当に有り難かったです。主催の皆様ありがとうございました!
語り部の堀切さんのお姉さまは叔母と同級生で大の仲良しだったそうでその話で盛り上がりました。帰省の際はぜひお会いいたしましょうと約束をしてお別れしました。来月皆さんは遠野入りされます。イエ〜イ♪と言っておられるのは小田さんです。とってもご機嫌でした。
小田さ〜〜ん!ありがとうございました!!!

記念写真

会場入りした後に音が出ず一時はどうなるかとハラハラしましたが、結果・・皆さんのおかげでめちゃめちゃ楽しい時間を過ごすことができました。

まだまだ体力が追いつかない私ですが・・少しづつ頑張っていきます。

皆さん、遠野を満喫されて来てくださいね〜〜〜!

春のつぼみ

ご無沙汰しております。

この時期はいろんな色がにぎやかに入り混じる季節ですね。モノトーン的な色から次第に若葉色や菜の花色そして今まさにサクラ色がほんわりとあちこちに彩られてきました。感情も一緒ですね。今までの生活との別れだったり、新たな世界への希望だったり・・心の景色も徐々に変わってゆきます。

ふと思い出しました・・そういえば私が高校を卒業してから上京した日は確か3/21でした。遠野駅から友人達に見送られながら列車に乗って出発したことを今も思い出します。その頃の私は自分の将来をだいたい決めておりまして・・すぐに実家に戻って音楽の先生になるという近い将来しか考えていなかったので、未来への憧れのワクワク感やドキドキ感は想像していたものより大きいものではなかったような気がします。そんな上京物語だったのですが・・。

何かの歌詞ではないけれど・・・あれから何年経ったのでしょう・・・

悲しいかな・・・当たり前のように思い描いていた自分の道は簡単に崩れ去り・・・両親にいっぱい心配をかけ・・・さすがに両親にどう謝ったらよいのか本当に悩みました。そしてこの先どうするか・・・どう生きればいいのか・・・

よく思うのですが、なんだかその頃の自分と今の自分と・・・あまり変わっていないような(汗)ん??・・・いや・・そんなもんじゃない・・・高校時代よりもっともっとさかのぼって・・・幼稚園の頃まで戻りますが・・・そのままの私がおりまする。TV番組の曲をオルガンで弾いたらみんなが面白がって「わ〜〜っ」と寄ってきたときの事、ちょっと嫌な事があった時に歯を食いしばって泣かずに我慢して帰ったときの事・・・それは昨日の自分のようで・・・今の私そのまんま・・・(苦笑)

 

世の中は本当にいろんなニュースが飛び交う日々だけれど、それでもしっかりと美しい季節はやってきてくれます。。

2011年の春に描いた絵をまた今年も出してみました。

桜の幹から健気に咲こうとする桜のつぼみ。強いな・・本当に。この季節いつも思います。

 

読書と並行して・・宇宙と古代文明、信仰と神々の番組にすかっりハマってしまい何度も何度も繰り返し観ている私です。実に興味深いです。そしてどうして私たちは今ここにたどり着いたのか・・不思議でなりませぬ。

あっ・・楽曲制作もちょっとずつ進めております ♪

また皆さんにお会い出来る日を楽しみに頑張ります!

オペラ『遠野物語』なのだ!

本日久しぶりにお出かけ。

きっかけは細やかでありました・・。

「知り合いの役者さんがいるのだけれど今度見に行かない?」というお誘い。

私は劇伴にとても興味があるのでよくお芝居も観に行きます。

「勿論!」と返事をしたのは昨年でした。

で!本日出かけたのはなんとオペラ『遠野物語』!!!もうびっくりです。

俳優座劇場での公演

その情報だけでもびっくりなのですが内容がオペラとありました。

となると余計に作曲家の方が気になって仕方ない。

今回は3人の作曲家の方々で作られたようなのですが・・

作曲者の詳細を拝見して・・

ん・・?え・・?嘘・・・?マジ〜〜〜〜!!とまたびっくり!!

私は、高校時代に音楽部に在籍しておりました。先輩方の合唱は本当に素晴らしかった。中でも「遠野民譚抄」の合唱。そしてその楽曲に感動と衝撃を受けたのです。その合唱曲の作曲者・吉川和夫氏の名前があ〜〜〜る〜〜〜〜!!!

私もいつか故郷への想いを込め思いっきり表現する場を作ってみたいと思っているものの一人として、音楽の憧れと吉川先生への憧れとを抱きつつ会場へ向かいました。

真ん中は作曲家の吉川和夫氏。
右側は座敷わらしのお姉さん役の西田さん。私も「座敷わらし」の御伽語りの曲を作りましたがその曲にも登場している座敷わらしです〜。

お会いできて本当に嬉しかったです。会いたいと強く願っていると本当に会えるのですね・・。

さて・・舞台内容のお話。

佐々木喜善と柳田國男を中心に遠野の民話を絡めながらその不思議な空間と共に舞台は進んでゆきます。

遠野には独特な色彩があります。物語を通してその色は深く、そして濃く更にその深みの奥のへと連れて行かれます。私にも流れている故郷の血。その色彩は鮮明に映ります。

ああ・・これからどんな風にこの妖しいファンタジーの世界を表現してゆこう。ああ・・あの色をどう音にしよう。ああ・・なんと悩ましい・・。(この言い回し・・本日オペラの影響をかなり受けているとみた・・)

・・・こうして『遠野物語』は・・永遠に続くのだな・・。

ですよね・・喜善さん・・。

 

オペラシアター・こんにゃく座による『遠野物語』公演は17日(日)までです。

ご興味のある方はぜひ!!

http://www.konnyakuza.com/syusai.html